今日は「積雪」の予報。青葉区はさらりと雪が積もったため、早目に出勤しましたが、若林区にある学校の周りにはほとんど雪が残っていませんでした。しかし、校庭には「ナスカの地上絵」のような、こんな模様が現れました。
白いラインは「暗渠排水路」がある場所です。ここだけ温度が低いので雪が残っています。新しい年の始まりに表れた、まっすぐに伸びる「一本線」は、「幸先の良い印」にも見えてきます。
▽静まり返っていたのは4年生の教室。子どもたちが集中して取り組んでいたのは「書きぞめ・硬筆」の作品作り。書写専科の先生のアドバイスを聞き、どんどん上達していきます。
▽3年生は国語で学んだ「すがたをかえる大豆」の発展活動としてJAから講師の先生をお招きし、「豆腐作り」に取り組みました。多くの手順を経て豆腐が作られていることを実感できたと思います。私も美味しくいただきました。とても美味しかったです。御馳走さまでした。来週はもうひとつのクラスでも取り組みます。
▽2年生・図工「縁起の良いヘビの飾りを作ろう」。思い思いの模様をつけながら、蛇の飾りを作りました。あくまでもリアルな蛇の模様を追及する子、イメージ豊かにカラフルに色づけする子、ひたすら長いヘビにすることに挑戦する子等々、見ているだけで楽しい作品です。
▽今日から給食スタートです。これまで教室前まで給食を運んでもらっていた1年生は、今日から配膳室まで取りに来るようになりました。
▽ところで…昨日今日と南材地区と関連のある記事が河北新聞に掲載されました。
下の記事は「地域内での防犯カメラの設置」を話題にした記事です。写真は片岡防犯協会長さんが南石切町に設置された防犯カメラを好事例として紹介している後ろ姿です。南材は「防災」だけでなく「防犯」についても先進的な取組をしている地域でもあります。
上の記事は「南染師町の風情薄れゆく」として、学区内にある旧越後谷染物店の建物取り壊しを伝えるニュースです。今朝の巡視の時に改めて訪ねてみましたが、だいぶ解体が進んでいました。学校内に残る貴重な建物のひとつだっただけに大変さびしく残念です。
この建物は1936年(昭和11年)に建てられとのことです。昭和11年と言えば、南材小が全校合唱コンクールで全国優勝3連覇を果たし、「永久優勝旗」をいただいた年です。それから約90年の間、南材小に通う子どもたちを見守ってくれた建物ということになります。
奇しくも、昨年度、東北学院大学の学生さんと若林区が共同で作成したこの動画が、学区に残る貴重な職人の技と、在りし日の「旧越後谷染物店」の姿を伝える貴重な記録となりました。ぜひご覧ください。