今日の朝の活動は「たてわり活動」。6年生がリーダーとなってグループごとに集まり、教室や校庭、体育館などで、「いす取りゲーム」をしたり、「爆弾ゲーム」をしたり、「おにごっこ」をしたりと、楽しく活動しました。
▽今日は水難学会から講師の先生をお招きし、3年生以上の学年で「着衣水泳」の授業を実施しました。合言葉は「浮いて待て」です。講師の先生からは「さすが毎年取り組んでいるだけあって、子どもたちはとっても(浮くのが)上手でした」と褒めていただきました。(プールでの活動に関する写真掲載は控えておりますのご了承ください)
ちょうど1年前、福岡県で夏休み初日に起こった痛ましい水の事故のことを覚えている方も多いことでしょう。広瀬川が近い本校にとっても他人ごととは思えない事故でした。
川は一見浅そうに見えても、進んでいくと突然深くなります。それに驚き、溺れてしまうケースが多々あるそうです。
また、夏休み中には、海水浴や、キャンプ等での川遊びを楽しむご家庭もあるかと思います。そういった場面での合言葉として「サンダルバイバイ」という言葉があることをご存知でしょうか。
公益財団法人「河川財団」(東京)によると、子どもの川遊び中の事故で多いのは、1人で遊んでいて河岸から転落した▽深みにはまったり、速い流れに流されたりして溺れた▽落としたボールやサンダルを拾おうとして溺れた――などのケースなのだそうです。「サンダルバイバイ」とは、「子どもたちの水の事故を防ぐため、川や海で自分のサンダルや持ち物が流されても、けして追いかけず、あきらめる(バイバイする)」という意味です。
また、同河川財団によると、子どもの水難死亡事故の6割が川や湖、沼地で発生。2割が海で起きているそうです。その中でも「最も難易度が高いのは川」。川の流れや深さは陸からでは分かりにくく、ライフセーバーや監視員などもいないからとのことです。
では、事故を防ぐためにはどうすればよいか。同河川財団では以下のようなアドバイスをしています。
- 海では、親が子どもより沖側に立って様子を見ること。
- 川では、親が子どもより下流側に立って様子を見ること。
- 役割分担をしっかりすること。キャンプなどで水辺に行く場合は、料理をする人、子どもを見る人など、誰が何をするのかを決めておく。
- 1時間に1回は休憩を取ること。子どもは何時間でも遊んでしまうが、疲れがたまる午後に水難事故に遭う確率が高まり、見守っている保護者も疲れがたまっているため、1時間に1回30分程度は休憩を取るようにすること。
- 休憩の際に保護者は天気予報をチェックし、川の上流地域で急な豪雨などの危険がないか確認すること。
- 親が子どもより先に川に入り、水深や流れの速さなどを確認すること。
- 海や川ではライフジャケットを着ること。
南材小の5年生の昨日の活動で「ライフジャケット」を着用したように、海や川で活動するときは、ライフジャケットの着用が必須ですね。
ミニトマトがおいしそうに色づき始めていました。
夏休みまで残り9日(授業日)です。